こんにちは　Ｌｉｅｎです。

ステキだなと思っていた女優さんの事故のニュースを耳にして、
胸がざわつくような気持ちになりました。

どんなに明るく見える人でも、どんなに強く見える人でも、
心を保つって本当に大変なことなんだと、あらためて感じます。

そして同時に、
「私も、ちゃんと自分の心を大切にできているかな？」と
立ち止まって考えたくなりました。

「元気出さなきゃ」
「前向きに考えなきゃ」
そんなふうに、つらいときほど“ポジティブになろう”と
自分を励ましすぎていませんか？

もちろん、前向きな考え方は大切です。
でも、無理にポジティブになろうとすると、かえって心が疲れてしまうこともあります。

心理学では、心の回復には段階があると言われています。

✨回復のプロセス（TA・交流分析の視点から）
気づく（今の気持ちを認める）
　→「私、がんばりすぎてたな」「実はすごく悲しかったんだ」と感じること。

受けとめる（否定しない）
　→「こんな気持ちになってもいい」と自分に許可を出すこと。

選び直す（次にどうしたいかを“自分で”決める）
　→「少し休もう」「誰かに相談してみよう」など、小さな行動へ。

この順番を飛ばして、
いきなり「前向きに！」と自分を急かしてしまうと、
心が置いてきぼりになってしまうんです。

ネガティブな感情は、悪者ではありません。
それはあなたの中にある「大切な声」。
まずはしっかりと感じきることが、本当の意味で前に進むためのスタートになります。

あなたの心には、あなたのペースがあります。
焦らなくて大丈夫。無理に笑わなくて大丈夫。
そう、自分に伝えることが大切。

私のカウンセリングでは、
心理学（TAやNLP）をベースに、
あなたの心の流れに寄り添いながら回復のサポートをしています。

もし、今、前向きになれないなと感じているとしたら
あなたに必要なのは、
「がんばること」ではなく、
「立ち止まって、自分の心と向き合うこと」かもしれないですね。




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