楽しい一日を過ごしたとき

いつでも襲ってくる感情がある

何か悪いことがあるのではないか

そんなことあるわけないってわかってる

なのに

胸がざわざわ動く

意味もなく不安に陥る

そう、それはただの思い過ごし


私たちは生きているうちに自分の脚本を作っていく

交流分析（ＴＡ）を学んだときに

はっきりと教えられた

人生の重要な場面で

自分が決めてきた脚本が

大きく影響する

時間の流れの中で繰り返し行われる行動のパターン

私の中に流れるのは　「・・・の後では」の脚本

「今、楽しむことはできるが後で、その償いをしなければならない」
「出来事や仕事の一区切りの後に厄介事がまっている」

そしてもう一つ

「決して・・・」の脚本

「自分の欲しいものを決して手に入れることができない」
「自分が一番望んできることを決して行おうとしない」

楽しいことがあった後は悪いことがある

私には欲しいものを手に入れることなどできない

ただの思い込み

だけど

まるで自転車が自分の向く方に進むように
思う事は証明されてしまう

そうだったのか！
そんな脚本はいらないんだ
書き変えてしまおう

気づくということは素敵なこと

自分の好きなように楽しもう
今日も明日もきっと楽しいのさ

自分の欲しいものが何なのか
明確にして前に進んでいく

そう決めてから何年たっただろう

私の人生は大きく開き
確実に前に進んでいる

でもね

意識していないと
今でも襲ってくる不安な感情

沁み込んでしまった脚本は
そんなに簡単に変えられない

それを無意識と言っていいのかわからないけれど
私の『芯』は
今でも不安を持ち続けている

きっと、これから先も

それも持ったまま

明日も楽しい一日になると信じよう